犬の診療

MEDICAL

診察時の注意点

わんちゃん達は、他の動物達に驚いたり、怯えたりする事で突然飛び出してしまうことがあります。
診察の際は、必ずキャリーに入れるか、リードをした状態でお待ちください。
また、嘔吐や下痢などの症状がある場合は、感染症予防のため車内でお待ちください。

わんちゃんをむかえたら

集団生活をしていたわんちゃん達は、多くの病気を持っている可能性があります。
また、先天性の病気を抱えている場合もあります。

まずは健康診断をしましょう

オスもメスも、体格が大人と同等になる生後6か月以降目安としています。
また、できるだけ初回発情がくる前(~1歳)をおすすめしています。

便の中に排出される寄生虫には、人にうつるものも多くあります。
特に小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では気を付けなくてはなりません。

内部寄生虫

  • 人の回虫移行症
  • トキソプラズマ
  • 鞭虫

「ノミ・ダニ・各種ワクチンについては こちら

避妊・去勢について

ワンちゃんも高齢化が進み、長生きをする時代になりました。
高齢になると、メスでは子宮や卵巣の病気、オスでは精巣や前立腺の病気が急激に増加します。
メスもオスも避妊や去勢を行う事により、高齢犬にかかりやすい疾患(メスは子宮蓄膿症や卵巣腫瘍、オスは前立腺肥大や肛門周囲腺腫など)の予防をすることができます。
問題行動の観点からも、一度発情行動が始まると手術を行っても発情行動が残ってしまう場合もあるので早期の手術がお勧めです。

よくある質問

オスもメスも、体格が大人と同等になる生後6か月以降目安としています。
また、できるだけ初回発情がくる前(~1歳)をおすすめしています。

一度来院いただき、診察をしてからの予約となります。
また、ワクチンを接種していない場合は手術の予約を受け付けられません。
(病気をうつさない、うつされないためにワクチン接種は必ず必要です)

基本的に、オスは日帰りです。
メスは1泊入院し、次の日のお帰りです。
(停留精巣や発情中・妊娠中の手術の場合は入院期間が異なります)

体重によって変わりますので、お問い合わせください。

症例紹介

当院で非常に多い症例の一つです。
特にプードル系統やたれ耳のワンちゃん達は外耳炎を起こしやすく、丁寧な治療が必要です。
何度も繰り返したり、長期の治療で耐性菌が出てしまっている場合は外科的な治療も行います。

慢性的な外耳炎によって耳介が肥厚し、外耳道が狭くなっている耳

元気がない・陰部から膿が出ている・飲水量が増えたなどの症状があります。
超音波検査で子宮の膿を確認します。

年齢などによりますが、内科的な治療よりは早めの外科的切除をおすすめします。

皮膚病は飼い主さんとの生活を悩ませる大きな要因です。
細菌性、真菌性、アレルギー性など皮膚病の原因は様々ですが、原因は複合的になっていることもしばしばあります。
なかなか治らない皮膚病は、ホルモンの異常が関係している場合もあります。
難治性の皮膚病の治療は長期的な治療が必要となる事もあるため、丁寧な治療計画が大切です。

時には体の半分ほどの大きさにまで成長し続ける乳腺腫瘍。
放置すると自壊し酷い炎症を起こすこともあります。
早めの摘出をお勧めしています。

その他準備途中